• 子どもの思考力と社会性を育てる専門塾

こんにちは。

塾長のたかはしです💡

まん延防止等重点措置地域に石狩地区も追加され、措置期間も延長されたこともあり、無料体験会の希望もキャンセルが出てきました。なかなか収束しませんね💦

申込期限:8月26日(木)16時まで

個別での無料体験も随時受け付けておりますので、ご希望があればお気軽にお問合せ下さい✨

 

さて、先週あるニュースを見ていたら、考えさせられるコメンテーターさんのコメントがありました。

それはコチラ…(記憶で書いているので、一言一句正確ではありません(汗))

「日本は既に制度が出来上がっている国で、色々な利権やしがらみがある」

これは、新型コロナウイルス感染症対策がなかなか進まない理由の1つとしてコメントされたものでしたが、とても興味深いものでした。

 

私が自衛官の頃にも似たような経験が多々ありました。

自衛隊には「訓練」をする際に、守らなければならない多くの「きまり(規則)」があります。

私は訓練や作戦を計画する《訓練幕僚(幹部)》でしたので、この「きまり(規則)」をしっかりとチェックして、毎回計画を作成していました。

では、この「きまり」はなぜできたのか…

多くは「過去の訓練事故」が原因となっています。

同じ事故を起こさないように「きまり」を作って防止しようというもの。

 

しかし「きまり」を作ることは大きなリスクが伴います。

■柔軟性がなくなる(新しい訓練がしにくい)

■同じ事故に合わないように消極的な訓練が計画される

■古い規則が時代ごとに見直しされずに引き継がれ、現在の訓練に制限を与える

などです。

 

そして一番厄介なのが「きまり(規則)」を一度作ってしまうと「変える・無くす」ことが物凄く大変だということです。

実際に、約10年の勤務で3回ほど規則を変える仕事もしましたが、物凄く大変でした。

 

まさに、いまの日本も同じ状況だと考えます。

いまの時代に合った施策を講じたくても、さまざまな法律や制度といった「きまり」が出来上がっているので、柔軟性が発揮できない。

「きまり」を変えようにも、さまざまな利権やしがらみがあり容易に変更できない。

 

「きまり」を作ることは、メリットもたくさんあると思います。

たとえば「きまり(法律・ルール)」があるから、私たちは安心して暮らすことができています。

しかし、決めすぎると柔軟性を欠くデメリットも発生してしまいます。

 

みなさんも何か「きまり」を作る際は、今だけではなく、少し先もイメージして、メリットとデメリットをしっかりと検討してもらえればなと思います。

今日は、少し硬い話になりました。最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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