こんにちは。塾長のたかはしです。
昨年8月末に仕事を辞めてから、当塾の準備で家族や友人以外とコミュニケーションを取る機会がなかなかありませんでしたが、今年に入り本格的にひらめき実践塾の活動を開始してからは、当塾へのお問い合わせも含め、色々な方とコミュニケーションを取る機会を頂いております。
最近ですと恵庭と千歳の地域情報を発信している「まいぷれ」さんの取材を受ける機会を頂き、私の考えや当塾への思いをいろいろと語らせて頂きました。「まいぷれ」さんのホームページに新店情報として記事が出ているので興味がある方はご覧頂ければと思います。(→「まいぷれ」へ)
さて、今回は「コミュニケーション力」について少しお話をさせて頂きたいと思います。
みなさんは「コミュニケーション力が高い人」というのはどんなイメージをお持ちでしょうか。私は社会に出て、様々な経験やコミュニケーションについての勉強をするまでは「誰とでも上手く付き合える人」というイメージを持っていました。
しかしこれはいわゆる「協調性がある人」であり、本当の意味での「コミュニケーション力」ではありません。
それでは「コミュニケーション力」とは何なのか。それは意思の疎通を図るための次の2つの力があることを指します。
①自分の意見などを相手に上手に「伝える力」
②相手の考えをしっかりと「理解する力」
このことから「周りと上手く付き合っていく力(協調性)」を持っていても、社会で求められている「コミュニケーション力」があるとは言えません。
しっかりと自分の意見を伝え、相手の意見も受け入れる。そして、お互いの意見をミックスすることで「新しい意見」を生み出せる。社会(企業)もそれが出来る人材を求めています。それを見抜くために採用試験では「グループディスカッション」などをさせるのです。
特に大事なのは②の「しっかりと理解する力」です。まずは相手をしっかりと理解する(認める)ことが出来なければ、意思の疎通は図れず、信頼関係を築くことはできません。自分の意見ばかり発信してもダメなのです。
これはコーチングなどの基礎知識にも繋がりますが、どんなに「素晴らしい意見」も、自分のことを認めてくれていない(信じてくれていない)人から言われたら素直に受け入れられないですよね。
人間は「楽」をしたい生き物です。人間関係も次第に「気が合う人だけ」になっていませんか?本当は良い考えが浮かんでいるのに「空気を読んで黙って」いませんか?いつも相手の「機嫌を伺って」いませんか?
確かにコミュニケーションを図るには「空気を読む力」や「感情を読む力」も大切ですが、それは「その場に合ったコミュニケーション」を取るためであり、意思の疎通をしないことではありません。
自分の「成長」や「新しい発見」のためにも、社会に出るまでに色々な人と積極的にコミュニケーションを図ってもらえればと思います。
当塾でも「コミュニケーション力」の向上が図れるように、塾生同士の意見交換の場を積極的に取り入れていきます。「コミュニケーション」にはテクニックはあっても完成形はありません。小学生のうちから「自分流のコミュニケーション力」を育てて貰いたいと思います。
当塾に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
みなさまにお会いできる日を楽しみにしております。